【世界限定90本】年差±1秒の腕時計に和紙を使うのはなぜか?和紙でしか出せない美しさとは
自律型で世界最高精度“年差±1秒”を誇るエコ・ドライブムーブメントと、日本伝統の“蒔絵(まきえ)”から着想を得たデザインが1本の時計に集約された、The CITIZEN(ザ・シチズン)の「Caliber0100 限定モデル AQ6101-02A」(73万7000円、消費税込)。優雅でありながら、どこかぬくもりをも感じさせるデザインについて話を伺いました。
“影蒔絵”によって表現されたイーグルの翼はすべての表情が異なる
ふんわりとした翼の質感までも伝わってくる土佐和紙の文字板には、“影蒔絵(かげまきえ)”と名付けられた独自の技法が使われている。
「ザ・シチズンのシンボルであるイーグルの羽を、プラチナの粉や箔で下板に描き、上に重ねた土佐和紙製の文字板から模様が透けるのが特徴です」と語るのは、シチズン時計PR課の宮崎さん。
印象的な文字板は見た目の面白さや美しさを狙ったデザインで、模様の表出する加減にはとくにこだわったのだという。
たしかに、イーグルの翼は透け具合が絶妙。クッキリでもボンヤリでもなく、自然と浮かび上がってきたかのようで、命さえも感じさせてくれる。個体ごとにその表情が極僅かに違って見えるのは、職人が一つひとつ丁寧に仕上げているからに他ならない。
また、翼だけではなく、文字板と裏ブタにはイーグルマークの姿も。この時計の特別な価値を表すかのように優美なゴールドであしらわれている。
●シチズンの技術の粋を結集した「Caliber 0100」を搭載
時計の針に命を吹き込むのが、自律型としては世界最高の精度“年差±1秒”を誇るエコ・ドライブムーブメントの「Caliber 0100」だ。
このムーブメントがスゴイのは、電波塔や人工衛星からの時刻情報に頼ることなく、時計内部の機構が単独で高い精度を維持しているところ。1秒の美学を追い求める、シチズンの技術を体現するムーブメントといえるだろう。
なお、ピタッと切分に重なって1秒の美しさを引き立てる秒針、“高い精度を作り出す水晶”や“技術の結晶”を表現するようなクリスタル(結晶)がモチーフになったケースラグのデザインは、これまでのCal.0100搭載モデルの意匠を継承したデザインだ。
世界最高峰のスーパーコピー時計 n級技術と日本古来の伝統工芸とが融合した、世界限定90本となる土佐和紙文字板のCal.0100搭載モデルは、いつまでも色褪せることなく正確な時を刻み続けることだろう。
●製品仕様
・価格:73万7000円(消費税込)/特定店限定モデル
・ケース径:39.0mm
・ケース:ステンレススチール(デュラテクトプラチナ)
・バンド:ワニ革
・ムーブメント:ムーブメント:Caliber 0100
・駆動時間:約8か月(フル充電/パワーセーブ作動時)
・防水性:5気圧防水