現在のインターネットは、「facebook(フェイスブック)」「twitter(ツイッター)」等といったような、世界的な拡がりで進展している新たなサービスの出現により、従来にも増して、住民一人一人が情報の発信者となり、地域の様々な情報を共有できるような社会を実現させています。このことは、東北大震災の際、「twitter(ツイッター)」等を活用し、災害情報の共有、住民の安否確認等が行われたことにもあらわれています。
そういった中、市内全域における光ファイバー網の整備が終了し、全世帯に対して、このようなインターネットサービスが利用できる環境が整った阿蘇市において、(社)九州テレコム振興センター(KIAI:通称「きあい」)主催のもと、(財)阿蘇市地域振興公社阿蘇テレワークセンターの協力により、現在の様々なインターネットサービスの現状、また具体的な活用方法の紹介等を中心とした標記セミナーが行われます。
本セミナーでは、各プレゼンテーションの他、阿蘇市において各世帯に整備を行った「お知らせ端末」の具体的利活用方法、また今後の教育現場での活用が予想される「電子黒板」のデモンストレーション等といった、展示コーナーも設置されます。また、整備した光ファイバー網を実際に活用し、北海道岩見沢市と直接に接続したセッションも行います。
日頃から、インターネットを活用した情報発信のやり方に悩んでおられる方をはじめ、インターネットの活用についてもっと知りたいとお考えの方等にとっても、本セミナーは大変有意義な内容になると思われます。是非、多くの皆様方のご参加をお待ちいたします。
日時
平成23年7月26日(火) 13時30分~17時00分
場所
阿蘇いこいの村[2F ゆうすげ(プレゼンテーション会場)、りんどう(展示会場)]
内容
【プレゼンテーション】
- 阿蘇市の光をつかって出来ること、「お知らせ端末マン」による紹介
阿蘇市立碧水小学校の児童のみなさんによるお知らせ端末と、光インターネットについての演劇 - 「facebook(フェイスブック)」「twitter(ツイッター)」等といった新たなインターネットサービスを活用した地域からの情報発信等の在り方について
(株)ローカルメディアラボ 代表取締役 牛島 清豪 様 - インターネット上におけるバリアフリーな(高齢者、身体障害者に対してもやさしい)情報発信の重要性等について
(有)pop-mix 代表 山口 和子 様 - 佐賀県富士町における地域情報発信に向けた取り組み事例の紹介について
(株)インビル 代表者 永田 靖智 様 - [阿蘇市と北海道岩見沢市をインターネットで接続した遠隔セッションで実施]
北海道岩見沢市における地域情報化施策取り組み事例の紹介について
岩見沢市企業立地情報化推進室長 黄瀬 信之 様(遠隔出演) - 情報発信を活用した地域起こしの進め方について
NPO法人NEXT熊本 運営企画委員会副委員長 山城 裕慈 様
【展示コーナー】
- 阿蘇市「お知らせ端末」具体的活用方法デモンストレーション
- 最新のパソコン機器展示(日本ヒューレット・パッカード株式会社)
- 「デジタル教材」「電子黒板」等展示(株式会社ベネッセコーポレーション)
- 多機能 クラウド型IP電話サービスの展示(メディアマート株式会社)
- 光インターネットを利用した阿蘇市での取組み(阿蘇テレワークセンター)
実施
主催 (社)九州テレコム振興センター(KIAI)
共催 NPO法人NEXT熊本
協力 阿蘇テレワークセンター